ルポ・ノンフィクション

2008年07月06日

日本の川と一体になる究極のウォータースポーツ

本書は、四国・吉野川の中流域にある、日本一の峡谷「大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)」を舞台に、川下り(ラフティング・ツアー、カヤックなど)の魅力と楽しみを余すことなく伝えます。
峡谷の生い立ち、激流に魅せられて集まってきた人々の川下りに対する飽くなき情熱、ここで暮らす人々の生活スタイルに触れ、アウトドア・ノンフィクションとしての深みを与え、リバーガイドたちの生き生きとした会話や行動を読み進めていくうちに、きっと大歩危・小歩危での川下りが身近に感じられてくるはずです。
 またフォトグラファーでもある著者が撮った、波に呑まれる写真、カヤックでのサーフィン写真、滝から落ちる(!)写真など、迫力ある写真が満載。写真を眺めるだけで、川下りこそがいま、最もスリリングで、究極のウォータースポーツなのだと感じられるでしょう。
 これまでの川下りの本は、すでにその面白さを知っている人が技術的に向上するための実用書という側面が大きいのですが、本書は「リバーガイドたち」「川・峡谷の歴史」「川下り入門」と、川下りにまつわる幅広い知識、リバーガイドたちの体験談、エピソードなどを集め、初心者から習熟者まで強い興味を持って読めるよう工夫しました。
一読したあとは、すぐに川へ出かけたくなること間違いなしです!
 著者は自然、アウトドア、暮らしを主なテーマに、旅行雑誌やアウトドア誌に記事を寄稿しているライター兼フォトグラファー。アウトドアではヒマラヤ登山からケイビングまで幅広く経験しており、著者ならではの、川下りと、それを取り巻く自然への理解と強い愛情が、本書にも行き渡っています。

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  • 大村 嘉正
  • 築地書館
  • 1890 円
彼らの激流
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2008年06月25日

中国奥地、前世を記憶する村があった

中国奥地に実在する、前世を記憶する人が集中して誕生する「生まれ変わりの村」。現地で著者・森田健自身が、2000年から7年間84人を徹底調査。死んで生まれ変わった本人はもちろん、前世で生活していた家まで追跡取材。人間がどうやって死んで、どうやって生まれ変わったかを一切の脚色なく、リアルに収録した世界初の本の第一巻。

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  • 森田 健
  • アクセス
  • 1575 円
生まれ変わりの村1
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2008年01月31日

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魅力的なモノづくりの現場を訪ね歩き、その働き方の秘密を伝えるノンフィクション・エッセイ

内容(「BOOK」データベースより)
魅力的なモノづくりの現場を訪ね歩き、その働き方の秘密を伝えるノンフィクション・エッセイ。他の誰も肩代わりできない「自分の仕事」をすることが、人を満足させるいい仕事の原点ではないか?「社会は働き方から変わる」という確信のもと、働き方研究家としてフィールドワークを重ねる著者による、ワークスタイルとライフスタイルの探検報告。

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  • 西村 佳哲
  • 晶文社
  • 1995 円
自分の仕事をつくる
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2007年11月04日

「外傷なし」という虚偽。捏造された転落現場。

彩香ちゃん殺しは警察が意図的に「事故」にしていた!?あらゆる状況証拠は全て警察の犯罪を指し示していた。元警察官の視点からこの事件の背後にひそむ闇に迫る。

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2007年10月16日

中国食品安全現状調査

違反・禁止添加物の使用、劣悪な衛生環境、ニセ食品。儲けのために手段を選ばぬデタラメさが生んだ恐るべき事態を四年にわたり追跡!

中国食品が世界の食卓を脅かしている。だが、国内の食品汚染はもっと深刻だ。

ホルモン剤を添加した養殖水産物が原因で性早熟児があらわれた。喘息治療薬で赤身化したブタ肉による中毒事件の多発。発癌性のある合成染料で卵の黄身を鮮やかにする。下水のゴミ油を加工して屋台の食用油や安いサラダ油に。

農地には水銀がしみ込み、水道管の八割に鉛塩が使われている。不衛生、利益優先・安全無視。

いったい中国では何を食べたらいいのか。4年にわたり、食品の安全問題を取材してきた中国人ジャーナリストが、恐るべき実態とその社会的背景に鋭く迫り、2006年度のドイツ「ユリシーズ国際ルポルタージュ文学賞」佳作となった衝撃の報告。

日本はこれらの汚染食品を水際で食い止められるのだろうか――。

●著者プロフィール

周勍
1964年、西安生まれ。中国作家協会魯迅文学院、西北大学作家コースに学ぶ。89年の天安門事件に連座し、3年近く獄中に。現在、『口述博物館』誌編集長。中国独立ペンクラブ会員、中国民間文芸家協会会員。85年からの作家活動による著作、論文多数。北京在住。

廖建龍
1934年、台湾生まれ。59年、東京大学農学部卒業。農学博士。香港および台湾企業の中国市場への進出事業に携わる。90年代から、中国と台湾の政治・経済問題の研究に従事。著書に『香港崩壊と日本』(光文社)。雑誌に評論多数。

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2007年09月28日

あなたは、夫婦二人でつくったマンションを知っていますか?

高知にある、あの名物物件を、建築学的に再評価した本!

人間ここまでできる! 夫婦二人でつくった超絶マンション沢田マンションとは?高知県にあるオーナー夫婦ふたりで自作した地下1階、地上6階建ての賃貸集合住宅。現在もオーナー家族の手により増築中。世界最大のセルフビルド建築としても知られる。

恐るべきDIY精神と自給自足!どの階にいても「地上にいるのと同じ感覚」で生活できる空間造形、 5階まで車で行けるスロープ、屋上緑化(水田!)、庭園と池を完備?生活の創意工夫をユニークに実現し、畑断熱、有機物の循環なども、独自の発想と合理性で成し遂げてしまった!

また、間取りがすべて異なる住戸配置、バルコニー兼用の広い通路など、経済原理の下では実現できなかったアイディアの見本市。これからの集合住宅を考えるヒントも満載!?建築界においては評価されず、一般には好奇の目でしか見られてこなかった「沢田マンション」を、新しい生活空間として解き明かす。

若い建築家、クリエイターの巡礼地!

「社員研修は沢マン! みんなも一度、見といた方がええ。」
−−海洋堂代表取締役・宮脇修一推薦

●目次

00 調査の背景と目的〜まえがきに代えて ii
01 沢田マンションという建築物 1
     沢田マンションのココがすごい! 2
     沢田嘉納さんって何者? 16
02 沢田マンションの歩き方 35
     〜沢マンを読み解く13のキイワード
     構築のシンボル沢マン柱ガイド 36
     世界に繋がる角出し建築 44
     スロープ的発想 52
     日本集合住宅史の三大軍艦 56
     緑化マンション 60
     大地と一体化した自給自足 66
     柔らかなテクスチャー 74
     菅が媒介する多様なイメージ 78
     考古学的視点で楽しむ改造の地層 86
     地下空間と建物の成り立ち 90
     沢田式工法を探る 96
     知られざる『沢田建築』 104
     沢田マンションのエチュード 107
03 沢田マンションに暮らす人々と生活 117
     沢マンEXPO開催! 118
     受け継がれる沢マン文化 120
     あふれ出す洗濯物は沢マンのガードマン? 128
     新しいコミュニティと集合住宅 134
     住宅地図の巻末付録から探る歴史 142
     引っ越しと改装のハーモニー 146
04 沢田マンション図集集成 153
     立面図 154
     平面図 156
     沢田マンションの間取りいろいろ 164
あとがき 166

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2007年09月10日

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奇人まみれの英国でも、群を抜いた奇人!

奇人まみれの英国でも、群を抜いた奇人! ――『ドリトル先生』や 『ジキル博士とハイド氏』のモデルとも言われる18世紀の「近代外科医学の父」ジョン・ハンター。彼の知られざる生涯を初めて描いた驚嘆の伝記。膨大な標本、世界初の自然史博物館、有名人の手術、ダーウィンより70年も前に見抜いた進化論……。

解説は山形浩生氏――「このジョン・ハンターはまぎれもなく、イギリスの誇る畸人の伝統を脈々とうけつぐ人物であり、その影響は医学の世界をはるかに凌駕している……。かれの畸人ぶりは群をぬいており、それが証拠にかれは当時、そしてその後の小説などに多くのモデルを提供している。本書を抜群におもしろくしているのは、そうしたかれの畸人的なエピソード群のためであり、そしてそれが現代のぼくたちにつきつける問いかけのためだ」。

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  • ウェンディ・ムーア、矢野 真千子
  • 河出書房新社
  • 2310 円
解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯
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2007年08月17日

「琥珀の女王」ジョセフィン・ベイカーの生涯

1954年、大磯の孤児院から、占領軍ベイビーを養子にした「琥珀の女王」の愛と闘いと夢と挫折の一代記

1920年代、パリを熱狂させた「野生の踊り」。ナチ占領下、自由フランスの戦士。米政府を敵に回し、公民権運動を大支援。肌の色、宗教の異なる12人の養子からなる「虹の部族」のママン……。

無一文の踊り子が、世界一の金持ちとなって、破産し、ステージで死ぬまでの68年10ヵ月。

「わたしの村で」DANS MON VILLAGE
わたしの村がいつの日か
愛の象徴(しるし)として役立つとしたら
あらゆる地域の人々が
この世のすべての人々が
肌の色など気にせずに
ひとつの心を持ったなら
そのときすべての村が幸せになり
すべての顔が晴れやかになる
地球すべてがよりよくなって
みんなが互いに愛し合う
大きなひとつの村になる
――ジョセフィン・ベイカー

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私があなたに惚れたのはちょうど19の春でした……。

沖縄戦の鎮魂歌となり、バタヤンこと田端義夫が歌って大ヒットし、米兵に抱かれた娼婦たちが口ずさんだあのメロディーに秘められた願いとは?

●盲目の鍼灸師と鎮魂歌

●太平洋戦争と魚雷攻撃

●船とともに沈んだ船長

●うたで慰霊を

●沖縄の生存者たち

●啞蝉坊とラッパ節

●「与論小唄」をたずねて

●うたに支えられて生きる

●悲恋歌・失恋歌

●白保のヒバリ

●「台湾下がり」と密貿易

●娼婦たちが口ずさむ

●混沌のまちコザ

(目次より)

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2007年08月03日

キューバはWHOも太鼓判をおす医療大国だ

 米国の医療問題に取り組んだアカデミー賞監督マイケル・ムーアの最新作『シッコ』の中で、米国の医療制度に見捨てられた患者さんたちを引き連れてムーアが向かうのが、キューバの病院です。

 カリブ海に浮かぶ貧しい島国が、なぜ、医療システムだけは、アメリカをしのぐ先進性、利便性を持ち得たのか?

 その疑問にズバリ、答えるのが、本書、WHO(世界保健機関)が太鼓判を捺す医療大国キューバからのレポートです。
 同時に、曲がり角に立つ日本の医療制度の問題点を鮮やかに映し出します。

 「聖域なき構造改革」から、「持続可能な医療福祉社会」への転換のためのブループリントを描かなければならない先進諸国にとって、キューバの挑戦は、イギリスBBCテレビをはじめ、欧米メディアではかなり広く報道されていますが、日本では、初めての本格的リポートです。


 乳幼児死亡率は米国以下。
 平均寿命は先進国並み。
 がん治療から心臓移植まで医療費はタダ。
 大都市の下町から過疎山村まで、全国土を網羅する予防医療。
 世界のどこにもないワクチンを作りだす高度先端技術・・・・・
 キューバはWHOも太鼓判をおす医療大国だ。

 鍼灸や気功、リナックスOSによるパソコンネットの整備でソ連崩壊後の経済危機も克服し、その医療水準を堅持したキューバは、観光とバイテク製品の輸出で、いま年12%という空前の経済成長に湧いている。だが、好景気がもたらしたのは、若者の勤労意欲の低下、ニューリッチ階層の出現による格差社会、そして高齢化社会への対応という新たな難題だった。

 革命は倫理喪失から内部瓦解する。石油の枯渇による将来的なグローバル経済の破綻を憂える老い先短いカストロが打った最後の一手は、失業中の若者たち全員を雇用しての「もったいない運動」の展開と高齢者介護の充実、貧しい開発途上国への医療援助だった。
「革命とは、心優しく人びとを支援すること」青年医師ゲバラが志半ばにして倒れてちょうど半世紀。「持続可能な福祉医療社会」の実現を目指してカリブの小国が続けてきた模索は、日本の将来を懸念する現場の医師や患者に、もうひとつの未来へのヒントを垣間見せてくれる。

 市井の人びと、医師、研究者、保健医療担当官僚への現場インタビューを通じて、変化し続けるキューバの姿を克明に描いた最新リポート。

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