2008年09月15日
SUVが世界を轢きつぶす
あのラルフ・ネーダーに「1965年以来、巨大自動車メーカーにこれほどの痛撃を与えた本はない」と言わし
ほんとうのクルマ好きは、SUVには乗らないってこと?メーカーはSUVの購入者を人格破たん者だと思っている?
北米で社会現象を引き起こした告発ルポ大作!
SUVとは、、、、、
トヨタ・ランドクルーザーのような大きくて重心が高い、多目的スポーツ車のこと。
ワシントン、デトロイトでの10年にわたる取材で描く、
米自動車産業界・政治・行政のダイナミズムと、その裏側。
アメリカ製造業の屋台骨を支える自動車産業の主要製品であるSUVを真っ向から「欠陥商品である」と告発した本書は、著者が、デトロイト支局長(後、香港支局に異動)として、ニューヨークタイムズ紙上ですでに論陣を張っていたことも手伝って、2002年秋の発刊直後から、大きな反響をよんだ。
自動車メーカーは、本書に対する分厚い「反論書」を作製、本書で批判された「業界べったりのジャーナリストたち」からも容赦ない反論が新聞紙上におどった。
一連の取材で、著者はピュリッツァー賞のファイナリストに選ばれている。
米国トップクラスの政治家、官僚、米、日、独の自動車メーカーの経営陣から、環境保護団体の活動家まで、じつに丁寧な直接取材をもとに執筆され、容赦なく批判の矢を放つ本書は、日本の読者にとっても、鮮烈な驚きをあたえてくれるだろう。
マイケル・ムーアが「ボウリング・フォー・コロンバイン」でアメリカの歪んだ銃社会を暴き出したように、
本書はSUVをターゲットに、
「HIGH AND MIGHTY(高く、そして強く、巨大に)」(原著タイトル)
に象徴される、おぞましくも興味深いアメリカ産業の冷酷さ、隠蔽工作、欺瞞、強欲を描いた傑作ノンフィクションである。
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全米騒然!本書が引き起こした騒動と社会の動き
1:全米6箇所で、SUV販売店が焼き打ちにあう。あとには、「むかつく汚染の元凶」と落書き。
2:米国聖公会、福音ルーテル教会などキリスト教団体が『イエスはどのクルマを運転したもうか』と反SUVキャンペーン。(ちなみにアンケートの答えには「イエスは、どの車にも乗らずに歩くだろう」と言うこたえも、多数よせられる)
3:SUVの燃費の悪さと中東のテロを支援するオイルマネーを関連づけた反SUVの意見広告がテレビコマーシャルで流れ、話題に。
4:自動車業界の支援でSUV擁護の市民団体『自動車選択の自由連合』設立
5:SUVが引き起こした悲惨な事故を見てきたER医師が、規制当局の責任者に就任
6:消費者運動のカリスマ的リーダー、ラルフ・ネーダーが、本書を絶賛。
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【ラルフ・ネーダー氏評】
1965年以降、デトロイトの巨大自動車メーカーにこれほどの痛撃を与えた本はない。
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