2007年06月04日

新装版 アメリカの日本空襲にモラルはあったか―戦略爆撃の道義的問題 

戦略爆撃の道義的問題

アメリカのメディアや一部議員は日本軍のモラルを批判する。しかし、その前に読んでもらいたいのはこの本だ。50万人の市民を焼き殺した日本空襲の道徳的問題を検証。

今次大戦を正義と人道主義を掲げて戦ったアメリカが、昼間の精密爆撃による軍事目標の爆撃が非効率であったことから、指揮官を交代し、3月10日の東京大空襲を皮切りに、夜間の焼夷弾による都市の無差別爆撃に転換し、同時に道徳心もマヒしていく過程を見事に描いていた初めての本。このようにしてついにアメリカは一瞬にして10万人を死に至らしめる原爆投下に突き進む。

正義と人道主義を掲げて戦ったアメリカが、東京大空襲や原爆の投下など、非武装の市民の無差別な殺戮を正当化していく過程を綿密に検証した初めての本。


著者プロフィール:
ロナルド・シェイファー カリフォルニア州立大学ノースリッジ校歴史学教授。著書に『第一次世界大戦下のアメリカ』などがある。

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