2007年05月30日
マハラジャのルビー
あの〈ライラの冒険〉の著者プルマンの傑作冒険シリーズ第1弾!
一八七二年、十月初めの風の強い寒い朝、一頭立て二輪馬車が、ロンドン金融街の中心部にあるロックハート&セルビー海運会社の前に停まり、馬車から降りてきたひとりの若い女が御者に料金を払った。十六歳ぐらいのその娘は、人目をひく美しい顔だちをしていた。ほっそりした身体を喪服でつつみ、青ざめた顔に黒いボンネットをかぶっている。娘は風に乱されてほつれたブロンドの髪を、ボンネットの中に押しこんだ。みごとな金髪にはめずらしい褐色の目の持ち主だ。この娘、サリー・ロックハートは十五分ののちに、ひとりの男を殺すことになる……---
こんなわくわくするような書き出しの物語、主人公サリー・ロックハートは海運会社の経営者だった父を船の事故で失い、天涯孤独の身になったばかり。そのサリーのもとに、ある日謎めいた警告の手紙が送られてきた。
「サリ七つの祝福に用人しろ
マーチバンクスが助けになってくれる
チャツム
用人しろ」
間違い字だらけのこの手紙に書かれていた〈七つの祝福〉という言葉がその後の騒動の発端だった……
ヴィクトリア朝のロンドンを舞台に、英文学やフランス語、歴史、美術、音楽に関する知識は皆無だが、軍の作戦、簿記、株式市場の動き、ヒンドゥー人に関する実用知識には堪能という、変わり者の少女サリーがもちまえの機転と勇気で父の死の謎に挑む。
サリーにつきまとう怪しげな老婆ミセス・ホランド、阿片の煙にかすむ幼いころの記憶、そして呪われたマハラジャのルビーの行方……
とにかく面白い、あの〈ライラの冒険〉の著者プルマンの傑作シリーズ開幕!
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『マハラジャのルビー』についての意見(トラックバック)
マハラジャのルビーフィリップ・プルマン、山田 順子東京創元社2310円Amazo...
[ FarEast Lab ] 2007年10月04日 22:44
[ Gori -ふどうさんやのおやじ- ] 2007年06月10日 21:32
マハラジャのルビーフィリップ・プルマン、山田 順子東京創元社2310円Amazonで購入livedoor BOOKS書評/SF&ファンタジー_uacct = "UA-918914-3";urchinTracker();
ジャンルはSF・ファンタジーとなっていますが、ミステリー要素もあり。
大人が読んでも十分楽...
[ Lovelycats ] 2007年06月10日 15:51



