2006年08月
2006年08月31日
身体にいい“マクロビ”のやり方
◎穀物・野菜中心の食生活へ。少しずつできることからはじめて、というヘルスコンシャスな人たちが増えています。長く続けていくには、自分に合ったスタイルを見つけることが先決です。「からだがいい感じに変わった」、そう実感できる、からだと心にやさしい、あなたにフィットした生活とは? マクロビオティックに関心を持ち、生活に取り入れはじめた女性たちのライフスタイルも参考になることがいっぱいです。マクロビオティックのおしゃれな料理も盛りだくさん、きょうの食卓にさっそくどうぞ!(書誌データより引用)
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- 編集:マガジンハウス
- 出版社:マガジンハウス
- 定価:980円(税込み)
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2006年08月30日
体は「女」だけれど「心」は男なんだ
生きてきた年数×365回以上、自分の裸を見ているけれど、いまだにこの体が自分のものだというのが信じられない。信じられないというよりも不思議といったほうがいいかもしれない。「女体の着ぐるみ」もしくは「女体スーツ」を身につけているとしか思えないのだ。他人の裸を見ているような感覚に陥ってしまう。いったい僕は何者なのか?鏡を見るたびに、鏡の向こうに映る僕に問いかける。「おまえは誰なんだ?」体は「女」だけど心は「男」の性同一性障害。辛さ、悲しみは2倍だけど、2倍楽しいフミノの青春。2004年度女子フェンシング日本代表の早大生がカミングアウト!性同一性障害の青春ストーリー。(書誌データより引用)
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2006年08月29日
万世一系125代に渡る「天皇家の健康診断」
虚弱体質だった聖武天皇、自閉症を疑わせる第11代垂仁帝の皇子、虚弱体質への劣等感から東大寺大仏を建立した第45代聖武帝、菅原道真の怨霊を恐れ神経症となった第60代醍醐帝、今様の歌いすぎで慢性喉頭炎を患った第77代後白河帝、徳川幕府との確執より痔疾に悩まされた第108代後水尾帝、生活習慣病だった明治天皇……。古代から今上天皇まで125代、その血脈はいかにして受け継がれてきたのか。病歴、死因はもちろん、后妃の数、あるいは精神医学までも徹底的に診断する。(書誌データより引用)
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世の中の脳本は、かなり間違っている!
脳は楽しいこと、うれしいこと、気持ちいいことで活性化される。また、脳を良くするためには軽いランニングがいい。そんな驚きの事実がたくさん書かれているのが、この本のよいところだ。無理せず、楽しみながら、生きていれば、大人でも、子どもでも、そして老人までもが、脳を活性化できるという。学問的裏付けがきちんとなされながら、どこまでもポジティブ志向という点でも、近年の説教くさい脳本にはない白眉の書籍といえるだろう。(担当・S水)
(書誌データより引用)
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2006年08月28日
時代小説界の超大型新人が描く、青春武士の記
北条家三代目当主・氏康の生涯を描いた気鋭の歴史作家の第三作。北條家の惣領「氷龍」北條氏康、家中随一の猛将「焔虎」北條綱成。兄弟のように育ち、互いの魂魄同士で深く結び合った二人の漢に試練が襲う。父が辛苦の末に得た城を守るべきか、それとも僅か三千の兵で八万五千の大軍に包囲されている綱成を救うべきか。氏康の心は千々に乱れる…。(書誌データより引用)
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2006年08月27日
さえない中年男が、突然、金髪女優の恋人に
さえない中年男が、止むに止まれずお金欲しさに世間を欺く大芝居を打つという話。本文を読むと分かるのだが、この名声のレシピというタイトルは、名声の作り方といった意味である。主人公トム・ウェブスターは、さえない風体で職場でも無視され、歴史が何よりも好きな読書家。ニューヨークで働く金融ジャーナリストだが、ある日、トムの無二の親友であるジェイクに、妻エリザベスを寝取られてしまう。
トムの失意の毎日が突如変わったのは、雑誌編集長からの潜入調査依頼だった。それは無名の人間が手練手管を使って名声を得るまでの経緯を赤裸々に描くというものだ。彼女いわく「わたしは、わたしたちは、あなたにセレブリティの世界を探索していただきたいの。どんな世界か、それによってあなた自身の周囲の人々がどう変わるか。何を失い、何を得るのか、代償に見合った勝ちはあるのか……」という奇妙な頼み事だった。この依頼自体が、マスコミ人から読者に向けた痛烈な意趣返しで、なかなか悪趣味な話なのである。
そしてトムが考えついたのが、有名女優のアレクサンドラのコバンザメになれば、名声のおこぼれに預かり、そのままトムも有名人になれるという、浅薄なシナリオだった。その企画を表裏なしにすべて説明することで、共犯関係になったトムとアレクサンドラは、一夜限りのディナーを共にする。
そこからトムの天井知らずの名声と、そして失意の日々が始まっていく。
似たような小説には、トルーマン・カポーティの「叶えられた祈り」があるが、あれに似た冷笑的な、しかし覚めた目で見た醜悪さがある。だが、このトムはなかなか、お茶目なヤツで、いろいろなことを後悔や反省ばかりをしている。なんだか憎めない“等身大”の主人公なのだ。
虚像が実像を食うというシニカルな話を、コミカルに仕立てた著者の力量はなかなかだ。惜しむらくは、導入部の50数ページがたいくつなので読み飛ばしてしまおう。これを乗り切れば、主人公トムの怒濤のスクリューコースター人生に、あなたも笑い、涙し、最後にはしんみりとなること受けあいである。
文章の読みやすさ ★★★☆☆
楽しさ、ワクワク感 ★★★★☆
作者への共感度 ★★★☆☆
知的興奮 ★★★☆☆
(担当・S水)
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2006年08月26日
「外務省のラスプーチン」佐藤優が成したこと
本書が描くのは、テレビや新聞が伝え、いつか教科書に載る公式の歴史としての「ソ連崩壊」ではない。ソ連とロシアの政治と学問の世界に深く飛び込み根を張ったサムライ外交官が見た、歴史の裏の人間くさいソ連崩壊だ。一貫して描かれるのは、「ロシアと周辺国」、「共産党とKGB」、「共産主義とロシア正教」、「政治家と知識人」、それに「日本の外務省」が加わって織りなす複雑怪奇なソ連の「二重構造」だ。誰もが本音と建て前を使い分け、傍目には何が真実なのか区別がつかない。そんな複雑な状況を自在に切り抜けていく著者の佐藤優の武器が、プロテスタント神学の知識と、ウオトカでロシア人を酔い潰させる酒豪ぶりというのが、また面白い。
柔道と料理の得意なビジネスマンが気が付かないうちに国際的スパイとして活躍してしまう「白い国から来たスパイ」という小説があったが、本書はまるでそのノンフィクション版という趣だ。そういえば、随所に登場する豪華なロシア料理(キャビアを載せた前菜「ブリンヌイ」、チョウザメの薫製が載ったオープンサドウィッチ「ブッテルブロード」、etc.)の記述が鮮やかで、佐藤優の食道楽ぶりを想像させる。
情報収集するために対立する勢力の双方に常に情報のパイプを築いていった結果、いつの間にか平和の使者になってしまうクライマックスは感動的ですらある。
佐藤優はこのあと鈴木宗男と田中真紀子、外務省の暗闘に巻き込まれ、「外務省のラスプーチン」と渾名されて有罪判決を受けるはめになるのだが、この話を書いた前著の「国家の罠」も読みたくなる、迫真のリアル・サスペンスである。
なおこの本は、Wikipediaで「ソビエト連邦」「プラハの春」「ソ連崩壊」を調べながら読むことで、より楽しめた。
(ともゆき)
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2006年08月25日
有栖川有栖のシリーズ最新作
友人の作家・有栖川有栖と休養に出かけた臨床犯罪学者の火村英生は、手違いから目的地とは違う島に連れて来られてしまう。通称・烏島と呼ばれるそこは、その名の通り、数多の烏が乱舞する絶海の孤島だった。俗世との接触を絶って隠遁する作家。謎のIT長者をはじめ、次々と集まり来る人々。奇怪な殺人事件。精緻なロジックの導き出す、エレガントかつアクロバティックな結末。ミステリの醍醐味と喜びを詰め込んだ、最新長編。(書誌データより引用)
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2006年08月24日
有名になる方法を教えます
1ヵ月で有名人になり、その顛末を手記にすれば10万ドル―。親友に妻を盗られた中年コラムニストのトムはこのオファーを受け、人気女優のアレクサンドラに目的を明かしたうえでデートを申し込む。自らもある下心を抱く彼女が快諾したおかげて、トムはあっという間に“現代のアーサー・ミラー”となるが…。メディアの底の浅さとそれに操られる大衆の脆さを痛快に笑う会心作。(書誌データより引用)
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2006年08月23日
SF作家「小松左京」ができるまで
『復活の日』『果てしなき流れの果に』『継ぐのは誰か?』―三十一歳でデビューするや、矢継ぎ早に大作を発表し、『日本沈没』でベストセラー作家となった日本SF界の草分け的存在。高橋和巳と酒を酌み交わした文学青年が、SFに見た「大いなる可能性」とは何か。今なお輝きを失わない作品群は、どのような着想で生まれたのか。そして、意外に知られていない放送作家やルポライター、批評家としての顔―。日本にSFを根付かせた“巨匠”が語る、波瀾万丈のSF半生記。(書誌データより引用)
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